留学生活を楽しむには何が必要か知ってる?
友達をたくさんつくること!
正解!それには何が必要かな?実は行動力がとても重要なんだ。実際に行動力がとても役立った実体験を紹介するね!
辛いことだけじゃない!楽しい経験も盛りだくさん!
【9話】でお伝えした通り、10代が本気で話すのネイティブ英語を間近で感じ、言葉の高い壁を知り一旦は挫折しましたが、楽しい経験も沢山あったのでご紹介していきます。
私が参加した野球チームのスケジュールはこんな感じです。
この紙を良く保存してたな…と自分でも驚いています(^-^)
スケジュールに記載がない時にも練習や試合がありました。
6:00や8:00とありますが、これは「夜」なんです。
学校が終わって一旦家に帰り、宿題や他の勉強をして夕方に用意された夕食を食べ、友達かコーチのピックアップを待ちます。
とにかく行動力を最大にして、仲間と話す機会を猛烈に増やした結果、迎えに来てくれる友達が増えました。
これは本当に嬉しかったし、何より「海外で生活出来ているなー」と強く感じた瞬間でした。
球場までの車の中では、日本のことを知りたいと言い、色々なことを話しました。
- 日本の学校生活について
- クラブ活動について
- 食べ物について
- 電車やバスについて
- ガールフレンドについて など
中でも、日本での
- 電車やバスが時刻通りにくること
- 東京での電車の路線が多いこと
- 東京ではラッシュアワーがあること
- バスにはお釣りを出す機械が搭載されていること
にとても興味を持ち、驚いていました。
いざ、試合となると日本とは違い、みんなの闘争心は凄いものでした(*_*)
何を言っているかは分かりませんでしたが、あまり良くない言葉を交え相手に対して大声でヤジっていました。
ある日の私は、とても調子が良く鋭い打球を打っていました。
ベンチに戻り仲間から「ナイス ポーク!」と声をかけられ「ポーク?→Pork?→豚?」→「Pig?」と聞き返すと
全員が涙を流して大爆笑していました。
私の知っている「ポーク」は豚だったのですが、彼らが言っていたのは「Poke/突き刺す」だったのです。
突き刺すような打球を打った私を褒めてくれた「Nice Poke」が豚になってしまい大恥をかいたのを今でも覚えており、絶対に忘れない単語になりました。
他にも、
「Good Wheel」=足が速い、
「Good eyes」=ボールかストライクか見極める選球眼がある、など教科書では習わない言葉を沢山勉強しました。
にんじん効果は絶大!
先でも触れましたが、ネイティブの負けん気の強さは凄まじいものでした…
その原動力は、なんと「にんじん効果」だったのです。
この”にんじん”は実は「ドーナツ」なんです。
試合に勝つと、次の試合前に大きな箱一杯のドーナツが食べられるんです。
日本では見たことのない位の大きな箱にドーナツが50-60個ほど入っていて、コーラと一緒に流し込みます。
そして、帰りにはBarのようなお店で「チキンウィング」と呼ばれる小さな手羽先を300個程オーダーし、ひたすら食べまくります。
これも味が濃くて辛口と甘いタイプを交互に食べ、結局一人で10本以上ぺろりと食べられちゃうんです。
この”にんじん”を知ると、彼らがなぜあんなにも真剣に勝ちたいのかが分かった気がします。
それと同時に、みんなで勝ちに向かって協力し合い、勝ったら勝ったで一緒にご飯を食べに行くのが、とても新鮮で毎回野球に行くのが凄い楽しみになっていました。
試合中には「ヒマワリの種」を5~10個程口に入れ、殻を割って中の身を食べて、殻を吐き出すのも通例のようで、ベンチ周りは無数の殻が落ちている光景は、日本にはないな…と文化の違いを痛感しました。
みんなに認められた瞬間
毎年8月には「オールスターゲーム」が開催されていて、なんとチームの代表として選ばれたのです!
チーム内の選手間投票で1チームから3人が選ばれ、他の5チームの選手との合同チームを作り、「Labatt Memorial Park」で観客を入れて試合をする夢の舞台に立てたのです。
入場時に観客に配られるパンフレットにも名前が書かれ、プロ野球や高校野球の様に名前も呼ばれます。
この経験は後にも先にもないほどの出来事で、数少ない私の自慢でもあります(*^_^*)
試合前にはベンチの裏で結構真面目なミーティングが行われました。
学校では決して経験ができない生きた英語を肌で学ぶことができ、スポーツを通じて仲間意識が芽生えたり、
お互い信頼関係が築けたことはとても大きな自信になりました。
試合には学校の先生や学校の仲間も応援にきてくれ、現地のコミュニティーに溶け込んで楽しんでいる私を褒めてもらいました。
その時に感じた事は「案ずるより産むが易し」
この経験は社会人になっても親になった今でも生き続け、私の考えの大きな一部になっています。
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行動力から学んだこと
人は何か行動を起こす時に「メリット」と「デメリット」
を考えてしまいがちです。
でも、自分の考え方一つで大きくその後が変わることを「行動力」から学びました。
プラス思考の人はこう考えて前に進むでしょう。
- せっかくのチャンス、直ぐに行こう(やろう)!
- 何で行かないの(やらないの)?
- 仮に失敗しても大きな影響はない
- 何とかなるさ
- 先のことは後で考えよう
- もしダメならダメでいいじゃない
- チャンスは今しかないかも
一方、マイナス思考の人はこう考えて立ち止まってしまうでしょう
- 失敗したらどうしよう…
- 出来ないことがバレるの怖い…
- 恥ずかしい思いをするのが嫌だ…
- 他に誰も行かない(やらない)ならやめておこう…
- 今(今日)でなくてもいいや、また次回で…
- 色々考えると面倒だな…
- 知り合いがいないからやめておこう…
行動を起こすには大きなエネルギーが必要で、面倒に感じることもありますが留学中は全てが経験なので、出来るだけフットワークを軽くして色々な経験をしてください。
行動力が身に着いたら次に「実行力」を身につけましょう。
「実行力」は、目的を達成するための計画を立てて、計画通りに行動(実行)する力を言います。
自分で「動ける」と感じたのであれば「計画」を立てて見てください。
始めはどんなに小さくてもいいので計画を立てて実行する。
この積み重ねは社会に出ても、大人になっても大きく役立ちます。
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