【やっぱり凄い!】行動力は留学・人生を変える【第10話】

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留学生活を楽しむには何が必要か知ってる?

友達をたくさんつくること!

正解!それには何が必要かな?実は行動力がとても重要なんだ。実際に行動力がとても役立った実体験を紹介するね!

辛いことだけじゃない!楽しい経験も盛りだくさん!

【9話】でお伝えした通り、10代が本気で話すのネイティブ英語を間近で感じ、言葉の高い壁を知り一旦は挫折しましたが、楽しい経験も沢山あったのでご紹介していきます。

私が参加した野球チームのスケジュールはこんな感じです。

この紙を良く保存してたな…と自分でも驚いています(^-^)

スケジュールに記載がない時にも練習や試合がありました。

6:00や8:00とありますが、これは「夜」なんです。

学校が終わって一旦家に帰り、宿題や他の勉強をして夕方に用意された夕食を食べ、友達かコーチのピックアップを待ちます。

とにかく行動力を最大にして、仲間と話す機会を猛烈に増やした結果、迎えに来てくれる友達が増えました。

これは本当に嬉しかったし、何より「海外で生活出来ているなー」と強く感じた瞬間でした。

球場までの車の中では、日本のことを知りたいと言い、色々なことを話しました。

  • 日本の学校生活について
  • クラブ活動について
  • 食べ物について
  • 電車やバスについて
  • ガールフレンドについて など

中でも、日本での

  • 電車やバスが時刻通りにくること
  • 東京での電車の路線が多いこと
  • 東京ではラッシュアワーがあること
  • バスにはお釣りを出す機械が搭載されていること

にとても興味を持ち、驚いていました。

いざ、試合となると日本とは違い、みんなの闘争心は凄いものでした(*_*)

何を言っているかは分かりませんでしたが、あまり良くない言葉を交え相手に対して大声でヤジっていました。

ある日の私は、とても調子が良く鋭い打球を打っていました。

ベンチに戻り仲間から「ナイス ポーク!」と声をかけられ「ポーク?→Pork?→豚?」「Pig?」と聞き返すと

全員が涙を流して大爆笑していました。

私の知っている「ポーク」は豚だったのですが、彼らが言っていたのは「Poke/突き刺す」だったのです。

突き刺すような打球を打った私を褒めてくれた「Nice Poke」が豚になってしまい大恥をかいたのを今でも覚えており、絶対に忘れない単語になりました。

他にも、

「Good Wheel」=足が速い、

「Good eyes」=ボールかストライクか見極める選球眼がある、など教科書では習わない言葉を沢山勉強しました。

「旅の恥はかき捨て」と言いますが、「留学の恥はかき捨て」もとても重要です。

にんじん効果は絶大!

先でも触れましたが、ネイティブの負けん気の強さは凄まじいものでした…

その原動力は、なんと「にんじん効果」だったのです。

この”にんじん”は実は「ドーナツ」なんです。

試合に勝つと、次の試合前に大きな箱一杯のドーナツが食べられるんです。

日本では見たことのない位の大きな箱にドーナツが50-60個ほど入っていて、コーラと一緒に流し込みます。

そして、帰りにはBarのようなお店で「チキンウィング」と呼ばれる小さな手羽先を300個程オーダーし、ひたすら食べまくります。

これも味が濃くて辛口と甘いタイプを交互に食べ、結局一人で10本以上ぺろりと食べられちゃうんです。

この”にんじん”を知ると、彼らがなぜあんなにも真剣に勝ちたいのかが分かった気がします。

それと同時に、みんなで勝ちに向かって協力し合い、勝ったら勝ったで一緒にご飯を食べに行くのが、とても新鮮で毎回野球に行くのが凄い楽しみになっていました。

試合中には「ヒマワリの種」を5~10個程口に入れ、殻を割って中の身を食べて、殻を吐き出すのも通例のようで、ベンチ周りは無数の殻が落ちている光景は、日本にはないな…と文化の違いを痛感しました。

みんなに認められた瞬間

毎年8月には「オールスターゲーム」が開催されていて、なんとチームの代表として選ばれたのです!

チーム内の選手間投票で1チームから3人が選ばれ、他の5チームの選手との合同チームを作り、「Labatt Memorial Park」で観客を入れて試合をする夢の舞台に立てたのです。

入場時に観客に配られるパンフレットにも名前が書かれ、プロ野球や高校野球の様に名前も呼ばれます。

この経験は後にも先にもないほどの出来事で、数少ない私の自慢でもあります(*^_^*)

試合前にはベンチの裏で結構真面目なミーティングが行われました。

学校では決して経験ができない生きた英語を肌で学ぶことができ、スポーツを通じて仲間意識が芽生えたり、

お互い信頼関係が築けたことはとても大きな自信になりました。

試合には学校の先生や学校の仲間も応援にきてくれ、現地のコミュニティーに溶け込んで楽しんでいる私を褒めてもらいました。

その時に感じた事は「案ずるより産むが易し」

なんでも飛び込まないと始まらない、成功するかどうかは飛び込んだ後に考えればよい

この経験は社会人になっても親になった今でも生き続け、私の考えの大きな一部になっています。

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行動力から学んだこと

人は何か行動を起こす時に「メリット」と「デメリット」

を考えてしまいがちです。

でも、自分の考え方一つで大きくその後が変わることを「行動力」から学びました。

プラス思考の人はこう考えて前に進むでしょう。

  • せっかくのチャンス、直ぐに行こう(やろう)!
  • 何で行かないの(やらないの)?
  • 仮に失敗しても大きな影響はない
  • 何とかなるさ
  • 先のことは後で考えよう
  • もしダメならダメでいいじゃない
  • チャンスは今しかないかも

一方、マイナス思考の人はこう考えて立ち止まってしまうでしょう

  • 失敗したらどうしよう…
  • 出来ないことがバレるの怖い…
  • 恥ずかしい思いをするのが嫌だ…
  • 他に誰も行かない(やらない)ならやめておこう…
  • 今(今日)でなくてもいいや、また次回で…
  • 色々考えると面倒だな…
  • 知り合いがいないからやめておこう…

行動を起こすには大きなエネルギーが必要で、面倒に感じることもありますが留学中は全てが経験なので、出来るだけフットワークを軽くして色々な経験をしてください。

留学中の時間は限られています。帰国してしまえば「次回」のチャンスはないかもしれません。

行動力が身に着いたら次に「実行力」を身につけましょう。

「実行力」は、目的を達成するための計画を立てて、計画通りに行動(実行)する力を言います。

自分で「動ける」と感じたのであれば「計画」を立てて見てください。

始めはどんなに小さくてもいいので計画を立てて実行する。

この積み重ねは社会に出ても、大人になっても大きく役立ちます。

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