失敗しないホストファミリーの選び方!子供のいる家庭?いない家庭?【第5話】

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新しいホストファミリー探し

CさんWさんのお宅にお世話になりはじめて1週間ほどが過ぎころ。

学校はあと数日で始まるんですが、それまでにどうしてもやらなければならないことがあったんです。

それは新しいホストファミリー探し。

実は、CさんWさん宅での滞在は、カナダ到着後の

「ウォーミングアップ期間」のみと出国前からお互いで決めていたからです。

この日、新しいホストファミリーを決めるために先日買ったBus Passを手に学校へ仮登校しました。

日本に送られてきた入学許可書を持ち、事務室のような部屋に入りました。

そこには私以外にも同じような手続きをしている生徒がいて、日本人も数名。

しかし、正直なところ日本人なのか韓国人なのか中国人なのか、

はたまた台湾の人なのかは分かりません。

担当の先生との面談が始まり、ホストファミリーを選ぶにあたっての質問をいくつかされました。

  • 子供がいる家庭か
  • 家族人数(夫婦 or シングル)
  • ペットの有無
  • 食事の提供
  • 食事制限の有無
  • 学校からの距離
  • 同居する他生徒の有無

これからの留学生活を送る言わば「本拠地」を選ぶのだから、

とても慎重になり悩みに悩みました。

と同時に理想や希望、期待が頭の中で膨らんでいきました。

家族構成は小さな子供のいる家庭。

そしてソファーに座って一緒にテレビを観たり、カードゲームを楽しんだり、

週末には庭でバーベキューをする。

そんな絵にかいたようなホストファミリーを想像していたからです。

それにはまず「家族構成」を考えなければなりません。

私は担当の先生にホストファミリーの希望を3つ伝え、その日は帰宅しました。

  • 子供は有無はどちらでも良い
  • 学校から近い家
  • ペットはどちらでも良い


子供のいる家庭、いない家庭、実際どう違うの?

ホームステイを決める時の一番といって良いくらい大きな選択です。

子供がいれば、毎日触れ合うことで「リアルな家族生活」を送れますが、

子供中心の生活や、疲れた時でも相手をしなければならない、といった事も考えられます。

一方、子供のいない家庭では基本「自分中心」の生活が送れます。

外出や観光なども報告さえすれば気軽に出かけられ、

「シェアメイト」のいるケースでは、他国の留学生と一緒に寝食を共にしたり、

お互いの文化交流も図れるので貴重な経験ができます。

子供が「いる」場合と「いない」場合の生活について具体的に紹介します。実際に私や仲間が経験した生の意見と感想です。

子供のいる家庭では、

  • リアルな家族生活が体験できる
  • 現地の文化や習慣などを日々感じることができる
  • ネイティブの英語の言い回しやスラングと接することができる
  • 誰かしらがいるので孤独ではない

一方、

  • 毎週末一緒に出かけなければならないことがある
  • 子供のスポーツの応援についていくことがある
  • 子供の相手は楽しいが毎日だと結構つらく感じることがある
  • 友達などと外食に出ずらいことがある
  • 家族に気を使うことがある

 

子供のいない家庭では、

  • 自分のために好きに時間を使える
  • 自己責任感が高まる
  • シェアメイトがいれば異文化交流が図れる
  • 気軽に外出できる
  • 気を使わずに生活できる

一方、

  • 家に一人でいることが多く時間をもてあます場合がある
  • 家族旅行やBBQなどのイベントはほとんどない
結論、あなたが現地で何をしたいかによって家族構成を決めることが重要

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ホストファミリーを選ぶ前に考えてほしいこと
  • 学校帰りに友達とお茶して帰ったり、映画を見に行きたい
  • 地域のスポーツコミュニティーなどに積極的に参加したい
  • 好きな時に好きな勉強をしたい
  • 自分の時間がほしい

という場合には、子供のいない家庭やシングルホストのお宅が良いかもしれない。

逆に、どっぷり家族に入り込みたい場合は、子供のいる家庭を選ぶと良いかもしれない。

新しいホームステイ先に選んだのは…

数日後、ホームステイ先の候補が絞れたので登校するよう学校から電話がありました。

学校へ着きリストを見ると、1件のお宅しか書かれておらず選択の余地はありませんでした。

「まあ、運命かな」と自分に言い聞かせ、2日後の19:00にそのお宅に

「面談&内見」を兼ねて訪問する事になりました。

面談してもし「ちょっと…」と合わない場合は学校に言ってくれれば大丈夫というのですが、

一度会ったあとに「キャンセル」はしづらいので、ほぼ決定の状態。

19:00、Cさんの車に乗ってお宅に到着。

赤いレンガ調の2階建ての大きな家。

入口にはカウチが置かれているが掃除されていない少し怖い感じなおうち。

階段を3段ほど上りエントランスへ行きノックすると

30秒ほど待つと中から60歳代のイギリス人女性”Jさん”が出てきたのです。

Jさんはここに一人で暮らしており、過去にも日本人などの留学生のホストをした経験が多数あるとのこと。

今のところ留学生はわたしだけである。

まず、家を内見。

1階には

  • ダイニングキッチン
  • リビングルーム
  • Jさんの小部屋
  • テレビを見てくつろぐ部屋
  • バス・トイレ(学生用)

2階には

  • 留学生用の部屋×3部屋
  • Jさんの部屋
  • トイレ・バス(Jさん用)

地下には

  • 洗濯場
  • 物干し場
  • 巨大冷蔵庫
  • 巨大冷凍庫
  • 物置き

家は広いのですが、どこもあまり掃除が行き届いていない…

正直な気持ちはこうです。「次の内見行きませんか?」

内見の間、CさんとJさんは世間話で盛り上がっていましたが、Jさんは終始咳をしていました。

話を聞くとJさんは持病をもっておりあまり体調の良くないようです。

尚更「次行きましょう」と言いたくなりましたが、

ほぼ決定事項のため、ここにお世話になることを決心しました。

今日のところはこれで一旦帰宅し、改めて引っ越しをすることにしました。

帰りの車でCさんに正直な気持ちを伝えると「考えすぎ~」と一蹴されちゃいました。

やはりCanadian。

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