【子供のいないホストファミリー】実際どうなの?【第6話】

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数日後、引っ越しの準備が整いCさん宅を出ました。

これからが本当の留学生活の始まりだ!と意気込んで午後1時に

新しいホストファミリーの家につき、この家でのルールを説明されました。

家でのルールとは?

  • 室内では靴を脱ぐこと
  • 朝食は自分で用意すること(食材は準備してくれる)
  • ランチも自分で用意して持って行くこと
  • 夕飯はJさんが作ってくれる
  • 洗濯は自分ですること
  • 週末の食事はすべて自分で準備すること
  • 外出や外食する場合は事前に電話をすればO.K
  • 門限はとくにない

ホストファミリーとしてのサポートは、

  • 自転車は自由に使える
  • 日本の炊飯器があるのでお米は提供可能
  • 食べたいものがあれば基本的には購入してくれる
  • 友達を家に呼んでも良い

思っていたより細かいルールはなく、

基本、自分の時間を尊重してくれる感じでホッとしました。

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自分の時間を好きに使える

カナダに着いて初めてスーツケースの中身を全部出し、

生活しやすいように部屋を整えました。

部屋の広さや20畳ほどで、クローゼットと勉強机、ベッド、タンスが置いてあり広さは十分。

ある程度片付いたので家の周辺を散歩したり、

テレビを見たりと好きなように時間を使うことができました。

ホームステイ先ではスーツケースを金庫がわりに使うのがポイント!

パスポートや現金などを入れてカギをすればGood!

午後6時、夕食の時間。2階の部屋まで響く大きな声で

「Dinner!」と呼ばれて楽しみに1階に降りて行きました。

 

メニューは、

  • ローストチキン
  • 蒸しブロッコリー
  • 蒸しジャガイモ
  • 白米

驚くことにすべてが無味。

テーブルには塩と胡椒と、私に気を使ってくれたのか

「醤油の瓶」が置いてありました。

チキンはパサパサで野菜も堅い…なかなか喉を通らずにいたが唯一おいしく感じたのは「白米」。

Jさんは食欲がなく違う部屋でテレビを見るのでゆっくり食べてと言い席を離れたのですが

この味のないチキンをどうやって食べろいうのか?苦しんだのを覚えています。

残すわけにはいかないので、醤油をかけようとふと調味料箱を見ると

いつの物かわからない黒~い醤油がそこに…

わたしは迷わずあの秘密兵器を投入しました。

スティック醤油!

こんなに早い段階で使うとは思いませんでしたが、

醤油の破壊力は本当にすさまじかったです。

醤油のしみ込んだチキンをおかずに白米をほおばり完食しました。

食事を終え洗い物をし、Jさんのいるテレビの部屋で30分ほど雑談をし

その後、シャワーを浴びて自分の部屋でゆっくり過ごしました。

海外では自分で調味料をかけて食べることも結構あるんです。

今では醤油はたいていのスーパーで買えるのでお願いするのもGood!

午後9時。Jさんはもう自分の部屋で寝ている。

私はというとシャワーを浴びて自分の部屋でゆっくりしています。

こう考えるとシングルホストファミリーでの生活も悪くない。

というより自分の時間を好きに使えるのはとても楽に感じていました。

気を使わなくて良い

Jさんは高齢のため基本的に早寝早起きなんです。

病院勤務のため基本朝から夕方まで家にいません。

週末は隣に住む友人宅で過ごすことが多く、一緒にいなければ

と気を使わなくて済んだのはとても楽でした。

もちろん英語でわからないことや、知りたいことを聞けばいつでも手を止めて教えてくれます。

わたしにとってこの「距離感」がとても居心地がよく自分のことに集中することができました。

目標を持って積極的に行動しないと時間が無駄になってしまう

でも、自分の時間がありすぎるものマイナスになることもあるんです。

それは積極的に行動しなくなるからです。

例えるなら一人暮らしに近い感じ。

誰からの監視や忠告がないので行動するのが面倒になることがあるんです。

そこに気を付けられれば「子供のいないファミリー」や「シングルファミリー」も

十分快適で充実した毎日が送れると思います。

Jさん宅では自分の時間が好きに作れることを知ったわたしは、あることに挑戦することを決めました!

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